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重さにこだわってみよう!
重さにこだわる訳・・・
重さにこだわる訳ですが、1~2gの違いに目を向ける訳ではありません。
例えば、「調子の良いアイアンに対して、上手くいかないウェッジ」その原因の一つを、クラブがセットとして重さの流れが出来ているかを見ていくということです。
一つの目安として、「自分に合った重さ」を割り出すということにこだわってみましょう。
基準となるのは3つです。
①「どうしてだか振りやすい・当たりも良い」クラブの重さ
②平均の飛距離
③ヘッドスピード
お手本としたいのは、もちろん1打1打に神経を使い、鎬を削りあっているツアープロやトップアマの方のセッティングです。
最近では、アベレージゴルファーの平均とほぼ同じ女子プロのセッティングが注目される事も多くなりました。
女子プロの場合
女子プロと一言に言っても、色々なプロがいますが、平均的には平らなホールでドライバーの飛距離が220y~230y、ヘッドスピード(ドライバー)42~43m/sぐらいになります。
飛距離と方向性のバランスを考えて、ドライバーは長さ45インチ前後、重量295g~305g
#5Iは、重さ390g~400gのモデルを多く使用しています。
シャフトはこの場合、ドライバー295g~305gとすると40g後半から50g台のシャフトになります。
#5Iは、390g~400gとすると、85g~95g前後のシャフトになります。
これが、女子プロが豊富な経験から導き出した「自分に合った重さ」です。
男子プロの場合
男子プロになると、ドライバーは長さ45インチ前後で重量320g~330g
#5Iは、420g~430gぐらいを多く使用しています。
シャフトはこの場合、ドライバー320g~330gとすると60g後半から70g台のシャフトになります。
#5Iは、420g~430gとすると、120~130g前後のシャフトになります。
これが、男子プロが豊富な経験から導き出した「自分に合った重さ」です。
共通点
女子プロ・男子プロに共通して言えるのは、ドライバーと#5アイアンとの重量差が90g~100gあるということです。
同じバックの中に入っているクラブは、長さが番手によって違うものの、スイングの開始から振り終りまでの時間が一定になっていればいるほど、重さの流れが良くなります。
ドライバーのように長いクラブとPWのように短いクラブを同じ流れで振っていくためには、ある程度決まった法則で短くなるに連れ重たくなっていく必要があります。
その目安が、「ドライバーと#5アイアンとの重量差が90g~100g」というものです。
ドライバーの飛距離が200y前後の方は、ヘッドスピードが30~40m/sと考えられます。
参考の重量は、ドライバーで45インチ前後290g~295g
#5I→370g~380gが良いのではないかと考えられます。
男子プロと女子プロの間の体力の方は間の重量になりますので、アイアンも100g~110gのシャフトが合っていると考えられます。
最後に・・・
アイアンを買い換えるとき、メーカーさんからは通常あまり間の重さという設定がなく、妥協して軽いものか重たいもののどちらかを選択肢がちですが、アイアンはゴルフの要になる部分ですので、「自分に合わない重さ」を手にしてしまうと、思わぬ問題に直面してしまうかもしれません。
カスタムなどで、間の重さへの対応も増えてきていますので、お気軽にメールやコールセンターにお問い合わせ下さい。
「アイアンが良い日はドライバーが悪い」「どうしてもこのクラブは上手く打てない」に該当する方は、
家庭用のキッチン重量計でも測定できますので、是非一度測定してみてください。
参考に記載したドライバーの長さよりも、シャフトの長いドライバーを御使用・検討中の方は1インチにつき7g~10g軽く計算をしてください。