チタンフェースを生かして驚異的な飛距離性能
「APEX Ti SUPER HYBRID」は、今回のAPEX UTシリーズ(APEX UW、APEX Ti SUPER HYBRID、APEX UTアイアン)のなかでも、より飛距離性能を重視するというコンセプトのもとで開発されたモデルです。どちらかといえば大きめのヘッドによるやさしいモデルというイメージが強かった、過去のSUPER HYBRID(2019年)やEPIC SUPER HYBRID(2021年)、PARADYM SUPER HYBRID(2023年)とは、立ち位置が少し異なります。PARADYM SUPER HYBRIDと比較すると、「APEX Ti SUPER HYBRID」のヘッドは、前後長もフェース長も小さくなり、操作性を強化した形に生まれ変わりました。フェースはチタン製、ボディはステンレススチール製です。過去モデルとは異なり、カーボン製のクラウンは導入していません。また、PARADYM SUPER HYBRIDでは、ソールとヘッド内部にウェイトが搭載されていましたが、「APEX Ti SUPER HYBRID」では、ヘッド内には設置せず、ソールのスクリューウェイトのみとしていることで、重心位置が高くなり、スピン性能とコントロール性能の向上を図っています。
「Ai APEX FACE」で突き抜けるような弾道
ソールには、APEX UWと同様にステップ・ソールデザインが採用されました。フェース側とヘッド後端の間の中間部分に、台形状の段差を設置。ソールの後ろ側が少し地面から浮くような形状になっているため、ボールをヒットした際には、気持ち良くヘッドが抜けていきます。また、ヘッドの座りの良さも考慮されており、地面にセットした際、ヘッドがぐらついたり、回転したりはせず、とても構えやすくなっています。
クラブ長さの設定も、飛距離性能の向上に貢献
前述のとおり、「APEX Ti SUPER HYBRID」は、より飛距離性能を重視した設計となっており、それはクラブ長さからも伺えます。ELYTEユーティリティと比較しても、番手それぞれで0.25インチ長い設定となっており、より飛ばしていくことができる仕様になっていると言えます。
全番手にELYTEのユーティリティと同じホーゼル
「APEX Ti SUPER HYBRID」の番手は、2H(ロフト16度)、3H(ロフト18度)、4H(ロフト21度)、5H(ロフト24度)の4種類で、2Hについてはカスタムのみでの展開となります。全番手に装備されているアジャスタブルホーゼルは、ELYTEシリーズのユーティリティで初採用となったニューオプティフィット4と呼ばれる最新のもので、計7つのロフトとライ角のコンビネーションが可能となっています。
・トルクレンチは付属しておりません。
・VENTUS SILVER 6 for Callawayは、シャフトカット前の値になります。
・カタログで表示する数値は設計値です。実測値が設計値と若干異なる場合がありますのでご了承ください。
・インチ・ミリ換算は、1インチ=約25.4mmです。