ゼロトルク+ハーフボール(ボールの半分)アライメントで、パッティングのすべてを真っすぐに
いま大人気のゼロトルクモデルにも、セットアップのズレがはっきりとわかる最新アライメントが搭載されました。「Ai-DUAL Square 2 Square 1/2-BALLパター」は、後部が大きな扇の形をしたMAXタイプのヘッドをチョイスし、黒のラインが入った白いハーフボール(ボールの半分)アライメントを上面前方に配置。シャフトはそのすぐ後ろの重心位置に装着されており、ストローク中もトウアップをキープする特性を実現しています。もちろんフェース面には、2つの樹脂をAIが設計した複雑な曲面で重ね合わせた最新のAi-DUAL・インサートを採用。Ai-ONE・インサートのようにオフセンターヒットでもボールスピードの安定性を維持しつつ、かつ、従来と比べても打点位置に関わらずより多くのフォワードスピン(順回転)がかかるようになっており、芝目や傾斜から受ける影響を減らすことで、より薄めのライン(曲がり幅を少なく読む)でカップを狙えるようになりました。意図したとおりの距離感と方向性を実現しやすく、カップインの可能性を大きく引き上げてくれます。パター長さは33、34インチで、左用には34インチのみを用意。組み合わされるのは、ブラックカラーのSTROKE LAB 120シャフトです。
半円が直線と曲線でできていることによる大きな効果
「Ai-DUAL Square 2 Square 1/2-BALLパター」は、Ai-DUAL 1/2-BALLパターのゼロトルクバージョンと言えます。もちろんヘッド上面の前方には、半分のボールのアライメントが描かれています。半円で、前側が直線、後ろが曲線になっていることもあり、完全な円以上に構えた際のフェース面とボールのズレを感じやすく、中央に入れられたアライメントラインとボールのアライメントを合わせるように利用すれば、さらに正確なセットアップが可能となります。アメリカの2つの大学のゴルフ部による実証実験として、合計52名、1,060パットでの調査を行いました。得られた結果は非常にポジティブで、アドレス時のフェース向きの改善やパッティング方向性の安定感もみられ、さらに、約2メートルのパットが10回中1.13回以上、従来のパターより成功したという結果が得られています。
ボールを打つ側は柔らかく内側は硬い、2種類の樹脂
フェースには、約1万5000回のシミュレーションと72種類のプロトタイプ製作を経て完成したAi-DUAL・インサートが搭載されています。Ai-DUAL・インサートは、Ai-ONE・インサートやAi-ONEチタン・インサートとは違い、樹脂のみでつくられており、ボールを打つ側に柔らかい樹脂、内側に硬い樹脂という構造を採用しています。
ボールスピードの低下だけでなく、バックスピンも抑制
Ai-DUAL・インサートでは、2層の樹脂の境目部分がAi-ONE・インサートの裏側のように複雑に曲がりくねった形状となっています。これは、どこで打ってもボールスピードが安定するAi-ONE・インサートのような性能はもちろんのこと、ボールに与えられる回転にも着目してAIが開発したものです。一般的に、ギア効果によって、ボールがフェースの上側に当たると順回転、下側に当たるとバックスピンが入る傾向にありますが、当然ながら、その場合は、ボールの転がる距離も変わってしまいます。Ai-DUAL・インサートは、フェースの上側や下側など、ヒットした場所に関わらず、安定してフォワードスピン(順回転)がかかるように設計されています。また、インサート下部がソールと同じ面を形成しているため、透明なポリカーボネート製の窓を設置しているAi-ONEパターよりも直接的に、AIが生み出した、2つの樹脂の間の特徴的な形状を見ることができます。
二等辺三角形のような断面の溝も、フォワードスピンによる転がりの良さに貢献
Ai-DUAL・インサートでは、新たに採用された溝、F.R.D(Forward Roll Design)グルーブも転がりの良さに貢献しています。断面がAi-ONE・インサートの波のような形ではなく、直角三角形の窪みが連なっている独特の形状をしているものです。ボールが当たる部分は、垂直に対して19度の角度をつけたものとなっています。
よりホワイト・ホットインサートに近い打感・打音を実現
Ai-DUAL・インサートは、打感や打音にもさらに配慮がなされています。Ai-ONE・インサートでは、ホワイト・ホットインサートに近いものとなるよう開発が行われましたが、それでも、樹脂とアルミでできているためか、「ホワイト・ホットインサートより硬い」「音が高い」という声もありました。Ai-DUAL・インサートは樹脂のみでつくられているため、打感は柔らかく、Ai-ONE・インサートよりも低い打音となるように設計されてもいます。また、打感の向上については、先述したF.R.Dグルーブの採用も要因の1つとなっています。
グリップには、傾けずに装着できるタイプを採用
「Ai-DUAL Square 2 Square 1/2-BALLパター」のヘッドには、後部が大きな扇の形状をしているMAXタイプが用意されました。このヘッドに組み合わされるのはすべてスチールでつくられたSTROKE LABシャフトのブラック仕様で、重量は120g台となっています。従来どおりトルクは少なく、パター全体の慣性モーメントも高めてくれます。注目すべきはグリップです。装着されているのは、断面が三角形で、手元側からヘッド側に向かって徐々に太くなっている「S2S Reverse Taper 2.0 OSグリップ」です。この形状は、右手がヘッド側になるノーマルな握り方をした場合、右手に余計な力が入らないようにしてくれるもので、よりオートマティックなストロークを可能にします。また、シャフトの入れ方が独特で、シャフトはグリップ内を斜めに通過しています。これにより、構えた際にはグリップがシャフトのように傾いては見えず、一般的なパターのような角度で握ることが可能です。パター長さは33、34インチで、左用には34インチの長さを用意。カスタムも可能となっています。
※カタログで表示する数値は設計値です。実測値が設計値と若干異なる場合がありますのでご了承ください。
※インチ・ミリ換算は、1インチ=約25.4mmです。