38インチの設定で、グリップも長く重めに「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM CRUISERパター」は、ニューモデルのAi-ONE GIRAFFE-BEAMパターに、CRUISERパターの要素をプラスしたモデルです。ヘッドは、クランクホーゼルながらロングバージョンとなっているためフェースバランスに近い特性を持っており、真っすぐなストロークがしやすくなっています。一方、シャフトには長めのモデル、グリップには長く重めのモデルを組み合わせたことで、パター全体の慣性モーメントが向上。真っすぐなヘッド軌道を、スタンダードな長さのモデル以上に安定して実現できるようになっていると言えます。なお、パター長さは38インチの設定となっています。
大きなヘッドの採用を可能にしたネック形状の工夫「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM CRUISERパター」のネックは、Ai-ONE GIRAFFE-BEAMパター同様に、重さと剛性のバランスがうまくとれたものになっています。長さのある垂直部分はそれほど幅のあるものになっておらず、一方で片面に溝が入れられているため、オフセンターヒットしたときでもねじれは少なく、同時に軽量化も実現しています。このため、重量がかさみがちな大きめのマレットヘッドも問題なく採用することが可能となっており、「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM CRUISERパター」では、JAILBIRD形状のヘッドがラインアップされています。
AI製インサートも加わり、打点ブレに無類の強さAi-ONE GIRAFFE-BEAMパター同様、フェース面にはAi-ONE・インサートが装着されました。Ai-ONEパターなどですっかりおなじみのAi-ONE・インサートは、インパクトする側の樹脂製部分の裏面に、AIが設計した複雑な隆起を持つアルミ製のパーツが重ねられています。通常、トウやヒールに打点が1cmずれるとボールスピードが約20%ダウン(10mのパットで2mショート)するといわれるなか、このアルミ部分の隆起の効果により、ボールスピードの減少が約5%(10mのパットで50cmショート)に抑えられます。
フェース裏側の形状が見えるウィンドウも設置「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM CRUISERパター」には、Ai-ONEパターなどのように、これまでのクラブやパターにはなかった、よりテクノロジーの違いを楽しむことのできる処理も導入されています。ソールの前方に、透明なポリカーボネートの窓を設置しており、このウィンドウを通してインサート裏側に形成されたAI設計の複雑な隆起を見ることができます。
ボディの大部分に、キリンを思わせるカッパー仕上げ「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM CRUISERパター」でも、Ai-ONE GIRAFFE-BEAMパター同様、随所にキリンをイメージさせるデザインが施されています。ロゴにはキリンのイラストを入れ、ボディの大部分にはキリンの身体の色に近いカッパー仕上げを導入。ソールにはレーザーでキリンの柄を描き、グリップ、ヘッドカバーにも同じ模様が使用されています。
カタログで表示する数値は設計値です。実測値が設計値と若干異なる場合がありますのでご了承ください。
インチ・ミリ換算は、1インチ=約25.4mmです。