硬いコンディションでのアプローチ、どうする? バンスを使いこなす「S」の秘訣
ゴルフコースのコンディションはいつも同じではありません。特に地面が硬く、芝が薄い状況では、「どうアプローチしたらいいんだろう?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
デザイナーのダグ三瓶氏によるレクチャー動画を参考に、そんな硬いコンディションで威力を発揮するアプローチの打ち方について解説します。
「バンス」を意識したクラブの使い方
硬い地面でのショットで特に重要になるのが、クラブの「バンス」です。バンスとは、クラブのソールの出っ張り部分(跳ね返り)のこと。地面が硬い状況では、このバンスを積極的に使うのではなく、リーディングエッジ(ソールの前方部分)を意識してボールに当てるのがポイントです。
反対に、ソールの後方にあるトレーリングエッジを当ててしまうとバンスの効果が大きくなり、クラブが跳ねてトップやミスショットの原因になります。硬いコンディションでは、いかにバンスを効かせずにボールを打つかがカギとなるのです。
リーディングエッジで打つための2つのポイント
では、具体的にどうすればリーディングエッジでうまく打てるのでしょうか? 以下の2つのポイントを意識してみましょう。
- ハンドファーストに構える 手元をボールよりも前に出したハンドファーストの構えでセットアップします。これにより、自然とリーディングエッジがボールに当たりやすくなります。
- 上から打ち込む意識 ボールを上げようとするのではなく、クラブを上から打ち込むようにスイングすることが大切です。ボールを上げようとすると、手元が緩んでダフりの原因になります。しっかりとボールにコンタクトすることを意識しましょう。
硬いライで少し左下がりの傾斜がある状況でも、この打ち方をマスターすれば、ボールをクリーンに捉えることができます。
バンスを上手に使いこなすアプローチを身につけて、どんなライでも自信を持ってピンを狙ってみませんか?