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ボールが左右に曲がる
最近では・・・
試打会で試打して選んだり、ショップで打って選ぶ時代。
各メーカーは、パッと手にして振ってもらった時にヘッドスピードが速く出て、振り切りやすい物にしなければ、売れないという実情があります。特にシニアゴルファーをターゲットにしたクラブは、その傾向が顕著です。
マーケティングの結果を基に、最も買い替えを望めそうな60代に対して、「軽く・柔らかいクラブ」を多くリリースしているからです。パワーの無いゴルファーにと、振りやすさを追い求めた結果です。
なぜ曲がるの?
市販のクラブでは、重さや硬さが合わないゴルファーは、意外と多いものです。
ボールが右にも左にも曲がるや、自分のクラブなのに10球以上打たないとちゃんと当たらないなどが症状として挙げられます。
クラブの重量が合っていない為に、振り回していたり振り回されたりしてスイングの軌道が安定しておらず、そういった事が起こっていたりします。
硬さが合わない為に、力んで腕が縮こまってしまったりタイミングが取れずにバラバラのスイングになってしまっていたりする事が原因です。特に、柔らかすぎ・軽すぎに最近のクラブは注意が必要です。
対処方法は?
シャフトが柔らかすぎると、シナリに合わせ切れなければインパクトまでにシャフトが戻り切らず、フェイスが開いた形でインパクトをむかえてしまいます。
その結果、ボールは右へ飛んでいきます。
柔らかすぎるシナリに、手加減してスイングを合わせると戻り過ぎてしまい、左へヒッカケが出てしまいます。
アイアンの場合、飛距離を追い求めるよりも正確さを追求される事が多い為、思いっ切り振り切るという事は本当のビギナー以外ではあまり多くありませんので、「手加減しすぎてヒッカケ」の方が多く出る傾向にあります。
クラブ開発でロボットテストに使用される機材でテストした結果も、スイングスピードに対して柔らかすぎるシャフトでの結果は、方向性・弾道のバラつきが多いとの結果になっています。
また、かなり手加減して振る必要がある場合、身体が手加減してスイングする事に慣れてしまい、「いざ、ココは飛距離を!」と思っても思い切って振れなくなってしまう事もあります。
新しいクラブに買い換えて、練習するけどボールが散ってしまう方、もしクラブが実力以上に難しいクラブでなかった場合は、「軽すぎ・柔らかすぎ」を疑ってみてください。